夏のカケラ
「あの・・・高津コーチ、もし良ければ、今からノックして貰えませんか・・・?」

「お、やる気満々じゃないかヒロ!しゃーねーな!」


そう言って高津コーチはバットを構えた・・・・

・・・・

・・・・




僕は、この日から高津コーチの指導を受ける事になった。


高津コーチの練習はまず守備の練習だった。


僕を実際のキャッチャーの様に座らせ、ノックを打つ。


キャッチングの練習だが、普通にピッチャーが投げるより、バットで打った球の方が伸びが良い為に練習になる。
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