夏のカケラ
「坂口は?」

「クラスの出し物が一旦終わって休憩中なのよ・・・どうしようかな、って思ってたの・・・」

「そうなんだ」

「うん、でも良かった!一ノ瀬がいて!」

「え?」


僕はドキッとした。


「一緒にいてくれない?友達が同じクラスにいないのよね」


ああ・・・そう言う事か・・・


「良いよ、どうせ俺も暇だし」


うは・・・ラッキー!

・・・・

・・・・




僕らは二人でベンチに座りながら、色々と会話をした。


坂口は僕のバカ話しにも付き合ってくれている。


坂口は良い奴だ・・・




僕は坂口の事が益々、好きに成っていた・・・




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