夏のカケラ
「アンタ、一回起きてたわよね?何でまた寝てるのよ?」


確かに。


僕はいつも通り、6時には起きてトレーニングをした。


そして、いつの間にか寝てしまっていたらしい。


マイは早くしてよ!って言って下に降りた。


僕は仕方無しに着替えて降りて行く。



ウチの母親とマイがリビングで楽しそうに喋っていた。


「じゃあ、行こうぜマイ」


僕が言うと、

「アンタ、髪型くらいセットしなさい!」

母親が怒っていた。


面倒くせーな。


そう思いながらも、セットして出掛けた。


外に出ると、冬の寒さがこたえる。
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