夏のカケラ
「ねえ、お昼どこで食べる?」


マイが聞いて来た。


僕はどこでも良いと思ったが、マイがちょっと嬉しそうなので、言えなかった。


「・・・お前は、何が食べたいんだよ」

「う〜ん・・・パスタ!」


と、言う事で僕らは適当にイタリアンレストランに行った。


「ここは、割り勘?」


僕はメニュー表を見ながらマイに聞いた。


「何で?」

「いや、俺、あんまり持って無い・・・」

「はあ?」

「スマン、借しといて・・・」

「最悪・・・」

・・・・

・・・・






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