夏のカケラ
台所では、マイと母親が楽しそうにケーキを食べていた。
僕も席に座りケーキを待った・・・が、一向に出て来ない。
「母ちゃん、俺のケーキは?」
「は?あんたケーキいるの?」
「え?」
「あんたの分なんか無いわよ」
「はあ?」
何でだ!
「あ、ゴメン!これヒロのだったんだ・・・どうしよ・・半分食べちゃった・・・」
マイが済まなさそうな顔をする。
罠だ・・・これは演技だ・・・
「あ〜、良いの、良いの!マイちゃん食べなさい!ゴメンね〜マイちゃん・・・空気が読めないバカで!」
僕も席に座りケーキを待った・・・が、一向に出て来ない。
「母ちゃん、俺のケーキは?」
「は?あんたケーキいるの?」
「え?」
「あんたの分なんか無いわよ」
「はあ?」
何でだ!
「あ、ゴメン!これヒロのだったんだ・・・どうしよ・・半分食べちゃった・・・」
マイが済まなさそうな顔をする。
罠だ・・・これは演技だ・・・
「あ〜、良いの、良いの!マイちゃん食べなさい!ゴメンね〜マイちゃん・・・空気が読めないバカで!」