夏のカケラ
とにかく・・マイは町内で評判の娘だ・・・


しかし!


僕には笑顔を全く振り撒かない・・・って言うか、冷たい。


僕はマイに教わった。


冷たい目と言うのを。


昔は全然そんな事は無かった。


小さい頃はヒロのお嫁さんに成るぅ!って言ってたのに、思春期に入ると今の状態に成った。


確かに、僕も思春期に入るとマイと喋らなく成ったが・・・マイの変わり様は凄い。


とにかく僕は野良犬以下の扱いだった。



はぁ・・・


僕は溜め息をついて、ベッドに転がった。
< 19 / 715 >

この作品をシェア

pagetop