夏のカケラ
マイにしても・・・今日会った二人組にしても・・・僕の環境は・・・最悪だ・・・


そう思っていると、いきなりドアが開いた。


見るとマイが立っている。


「何だよ、ノック位しろよ!」

「ノックしないとダメな事でもしてたの?」


コイツ・・・


僕が前にマイの部屋に勝手に入った時は、変態だのバカだのと、罵った癖に・・・


まあ、良いや・・・


「何だよ」

「ヒロに・・・会いたくて・・・」


僕は一瞬ドキッとした。
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