夏のカケラ
夏の色
夏の大会に向け、始動した。

大会まで後二ヶ月を切っている。

三年生は最後の大会だ。


監督に最後の二ヶ月間燃えて見ろ!と言われ三年生は頑張っている。

山本さんが徐々にレベルアップをして来た。

この人も陰で努力を仕出したのだ。



桜川監督の練習は流石と言うか効率的だった。

実戦練習が多いのだ。

実際にムネオ(角田)とケン(緒方)に投げさせる。

それを順番に打って行く。

打者は一打席勝負。打てなければ守備に戻る。

打てれば、次の打席に進み四打席まで進める。

みんな打ちたいから、必死だ。

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