夏のカケラ
練習後にムネオとケンに僕が指導していても、マイは僕を待っている。

お陰でムネオとケンにニヤニヤ笑われる事に成っていた・・・・

・・・・

・・・・





「お前、先に帰っとけよ」

帰り道に、僕がマイに文句を言う。

「良いじゃない、家が隣なんだから」

マイは笑顔で答えた。


夕日がまだ、山の上に有る。

段々と昼が長く成って来た。


僕はマイの反応が以外だった。笑顔って・・・

「お前さ・・なんか最近、丸く成ったな?」

「え?そう?」

「うん、体が」


ガコッ!!!


「ッテ!!カバンで殴るな!」

「次言ったら、バットね」

「死ぬだろ!」

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