夏のカケラ
「いや、僕は力でお役に立てないので、これくらいしないと・・と思いまして・・・」

木山が照れながら言った。

「・・・木山」

僕らは木山の肩を叩いた。

「木山っち、ナイス!」

マイが、そう声を掛けると木山は照れた様に笑った。







僕の家に付き、僕ら五人は早速、木山が撮って来たビデオを見た。

「まず、一番の注目はこの人です」

木山がビデオを見ながら説明する。

ビデオにはやたら体がでかい奴が写っていた。

「この人のパワーは凄いんです、フリーバッティングで柵越えを四本も打ちました」

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