夏のカケラ
「良いか?ムネオ。敵チームは俺達の事を舐め切っている。ラッキー、一勝確実に貰った!位にしか思って無い」
ムネオがそっと相手チームを見る。
「だから、舐め切っている内に勝ってしまおう!気が付いたら負けていた作戦だ!分かったな?」
「了解です!」
僕らは頭上でグローブを軽くぶつけて別れた。
僕が構えると敵のバッターが話し掛けて来た。
「少しは練習してきたか?」
僕はチラッと上を向いて、
「多少は」
と答えた。
バッターはニヤニヤ笑った。
ニヤニヤできるのは・・・今の内だ!
ムネオがそっと相手チームを見る。
「だから、舐め切っている内に勝ってしまおう!気が付いたら負けていた作戦だ!分かったな?」
「了解です!」
僕らは頭上でグローブを軽くぶつけて別れた。
僕が構えると敵のバッターが話し掛けて来た。
「少しは練習してきたか?」
僕はチラッと上を向いて、
「多少は」
と答えた。
バッターはニヤニヤ笑った。
ニヤニヤできるのは・・・今の内だ!