夏のカケラ
出会いの奇跡
まだ、20世紀が残り数年を残していた頃、僕は高校生に成った。


桜の花びらが舞い散り、街を春一色に染めている。


僕の名前は、一ノ瀬広明。


至って普通の15歳だ。


身長は174cm。


体型は普通。


そんな普通の僕は、普通の高校生活を送ろうと思っていた。


部活も適当にして、恋愛したり友達と遊んだり・・・


そうやって、青春を満喫するんだ!・・・と思っていた・・・入学式までは・・・

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