夏のカケラ
なるほど・・・


監督・・・アンタの狙いバッチリだわ。


窓から夏の風が入って来る。

僕はマイを見た。

マイのワンピースから白い綺麗な足が見える。


ちょっとムラムラした。


「ねえ」


「え?!」

足を見ていた僕は、突然声を掛けられてびっくりした。

「昨日、柴原さんに会ったの」

「おう、元気してたか?」

と、言っても最後の試合から一週間も経って無い。

「うん、それでね柴原さんがヒロに・・・ゴメンね・・・だって」

「あれ?俺、柴原さんに告白したっけ?」

「バカ」

そう言ってマイは僕を見て笑った。

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