夏のカケラ
「あの・・・みんなが一つに成った日に、ヒロと言い争いをしたんでしょ?」

あ〜・・・

「ヒロの言ってる事が正しかった・・・て分かったからだって・・・」

僕は苦笑いをした。

別に僕も正論を言った訳じゃ無い・・・ただ、自分の思いを言っただけだ・・・


「それと」

「まだ有るのかよ」


マイは笑った。



「必ず甲子園に行け!新キャプテン!・・・だって」



僕は笑った。


大会が終わった日に、キャプテンに任命された。


監督と三年生全員が満場一致だったらしい。


その時も、三年生全員から必ず甲子園に行くのが条件だ!とプレッシャーを掛けられた。
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