夏のカケラ
カズが笑いながら言う。

チームヒロって言うな。

「有った、有った、いや、ヒロ。お前は中々のキャプテン振りだな」

そう言って石田さんが、僕の口にカマボコを突っ込んだ。

何のご褒美だよ。



夏の夜風が涼しかった・・・







次の日の練習、僕はクロが来るか不安だったがクロは来た。


しかも、昨日より生傷が増えている。


コイツ・・・


僕は嬉しくなった。


コイツもやり始めたんだな・・・!






練習後、アキラとカズがいつもの様に河川敷の練習の為に先に帰る。

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