夏のカケラ
僕は、空を仰いだ。


雲がゆっくりと流れている。




「・・・ああ・・、行けるさ・・・必ず・・・」




僕はゆっくり呟いた。


マイは僕を見つめる。

僕はマイに微笑み掛けながら、




「約束・・・しただろ・・!」




そう力強く答えた。


「・・・うん」


マイは少し照れた様に頷く。


僕も少し恥ずかしかった・・・

・・・・

・・・・








夏休みももうすぐ終わる。


夏休みが終わると、すぐに秋季大会だ・・・





そして・・・




野球の神様は・・・



僕らに更なる試練を与えたのだった・・・・!








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