夏のカケラ
自らが痛い目に合うまで理解が出来ないのだ・・・


次の試合は・・・


名門、生野学園で有る。


教えて貰えよ・・・本物の強さを・・・

そう思い、桜川は一人笑った・・・








「明後日の試合に勝つと、夏の大会のシード権を得る事が出来る!」

ミーティングの時に僕が言うとみんなニヤリと笑った。

「夏の大会よりも、選抜に行こうぜ!」

アキラが笑いながら言った。

「そうだ!春と夏、両方頂こうぜ!」

「良いね!それ!」

カズとクロがそう言って叫び出した。


クロも最近グングン上手くなって来た。

一番楽しい時なんだ。

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