夏のカケラ
「まあ、まあ、待て」

僕がみんなを落ち着かせる。

「とにかく次の試合は大事だと言う事だ。しかも相手は生野学園だ甲子園の常連校だ!」

みんなが僕を見る。

僕をみんなを見渡して、ニヤリとした。

「だけど、俺達も強く成った!勝てない相手じゃ無い!」

そう叫ぶと、みんなは盛り上がった。










勝てない相手じゃ無い・・・か。

確かにそうだ・・・

桜川は思った。



ただし・・・奇跡は努力をした者にしか・・・起こらないんだぞ・・・




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