夏のカケラ
入学式が終わり、一年生は教室に行く事に成った。


だが、僕は少しトイレに行きたく成り体育館のトイレに入り用を足した。


これが、僕の悲劇の始まりであった・・・


トイレに入ると、既に先客がいた。


そいつは茶髪で顔は不細工。


ま、それは良い。


世の中には不細工にも生きる権利は有る。


僕が便器の前に行き用を足そうとすると、何やらブツブツと聞こえて来る。


不細工茶髪だった。


「・・好きな食べ物はカレーです。特技はモノマネです、一番得意なのは・・・どうしようかな・・」
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