夏のカケラ
マイの言葉に由美子は顔を上げた。

「良いの?!」

「分からない・・・一回、聞いてみないと・・・」

「誰に?」

「ヒロに」

「あ、なら大丈夫じゃん!余裕、余裕!」

由美子は笑い出した。

「あのね、あの人はクラスではボーッとしてるけど、野球に成ったら人が変わるのよ」

「え?そうなの?」

「そうなの!だからこの貸しは高くつくわよ!」

マイは了承したものの、少し不安に成っていた・・・

・・・・

・・・・




ヒロは二谷と三井の三人で喋っていた。


あ〜・・・何て言おうかな・・・


マイは憂鬱に成って来た。

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