夏のカケラ
強さの証明
新入部員が7人入部して来た。
全員もちろん経験者で有るが例年と同じ様に補欠揃いだろうと思っていた。
新入部員を集めると、一人真っ赤な頭をした奴がいる。
赤!髪の毛、赤!
全員そう思った。
「俺がキャプテンの一ノ瀬だ。みんな頑張って早く二、三年生のレギュラーに追いつける様にしてくれ」
僕がそう言って挨拶を終えると、赤髪の奴が手を上げる。
「はーい、質問がありまーす!」
「うん?何だ?」
「俺らはレギュラーに成れ無いんスか?」
赤髪は生意気そうな顔で僕に聞いて来た。
「名前は?」
「トサカです」
全員もちろん経験者で有るが例年と同じ様に補欠揃いだろうと思っていた。
新入部員を集めると、一人真っ赤な頭をした奴がいる。
赤!髪の毛、赤!
全員そう思った。
「俺がキャプテンの一ノ瀬だ。みんな頑張って早く二、三年生のレギュラーに追いつける様にしてくれ」
僕がそう言って挨拶を終えると、赤髪の奴が手を上げる。
「はーい、質問がありまーす!」
「うん?何だ?」
「俺らはレギュラーに成れ無いんスか?」
赤髪は生意気そうな顔で僕に聞いて来た。
「名前は?」
「トサカです」