夏のカケラ
思い切り、こじつけじゃねーかー!!


・・・ああ、終わった・・・


僕の楽しい高校ライフは入学の一ヶ月で終わった・・・


僕はうなだれながら自転車を走らせた。

・・・・

・・・・




本屋の前に着くと僕はマイを降ろした。


「じゃあな」


と言い放ち、行こうとすると袖を引っ張られた。


「何だよ!」

「待っててよ!私もビデオ屋に行くから」


面倒くせ。と思いつつも僕も本屋に入った。


本屋でマイが本を選んでいる間に僕が雑誌コーナーで雑誌を読み漁っていると、

「あれ、一ノ瀬?」

女の子の声がした。


振り向くと、そこには笑顔の女の子が立っている。
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