夏のカケラ
僕らは監督の言葉にピクッとした。


「そして・・・マネージャーの二人のサポート・・・」


ベンチに座るマイが顔を上げた。


「何より・・・お前達のこれまでの頑張り・・・」


監督は僕らの顔を真っすぐ見つめた。僕らの鼓動は高まる・・・




「その全てが・・・栄光への道しるべだ・・・!」




僕らの瞳は監督を見つめる。




「行って来い!!」



「はい!!!」




夏の青空の下に僕らの声が響き渡る。


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