夏のカケラ
友和は家に帰ると、ヒロがリビングでビデオを見ていた。
高校生の野球の試合だ。
「ただいま」
友和が声を掛けると、ヒロは無視する。
別に敢えて無視している訳では無いのは分かっている。
コイツは昔から一つの事に集中すると全く周りが見えなく成るのだ。
「あ、お帰りなさい、おじさん!今日は早いね!」
その声に振り返るとマイが立っていた。
「おう、マイちゃん来てたのか?」
「はい、お母さん二人が近所の人達で御飯に行ってるから、私が代わりに晩御飯を作りに来たの!」
あ、そういえば貴子が今朝話していたな。
「悪いね」
「全然!おじさんビール飲む?」
高校生の野球の試合だ。
「ただいま」
友和が声を掛けると、ヒロは無視する。
別に敢えて無視している訳では無いのは分かっている。
コイツは昔から一つの事に集中すると全く周りが見えなく成るのだ。
「あ、お帰りなさい、おじさん!今日は早いね!」
その声に振り返るとマイが立っていた。
「おう、マイちゃん来てたのか?」
「はい、お母さん二人が近所の人達で御飯に行ってるから、私が代わりに晩御飯を作りに来たの!」
あ、そういえば貴子が今朝話していたな。
「悪いね」
「全然!おじさんビール飲む?」