夏のカケラ
伝わるんだ・・・!



彼等の熱い思いが・・・!



もう誰も彼等を笑う者はいない!


みんな声が枯れる程、声援を送っている!


八田は嬉しかった。


そして・・・


甲子園に行って欲しかった・・・


学校の名誉の為では無い・・・!


あの子達の頑張りを・・・


あの子達の思いを・・・


無駄にしたく無かったのだ・・!







戸坂は打席で、よくボールを見ていた。


そして、7球目は完全にボールと分かる球を見て、フォアボールで一塁に進んだ。


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