夏のカケラ
審判が腕を横に振る。



セーフ!!



歓声が沸き起こる!


同点に成った。


僕らはベンチで叫びながら、抱き合った。


クロが二塁ベース上でガッツポーズをしていた・・・





そのまま、9回僕らは一点を追加して、逆転した。


「ケン、最後だ!思い切り来い!」


僕らは全員マウンド上に集まり、いつもの様に頭上でグローブをぶつけ合い散らばった。

ケンは見事なピッチングで、三者三振に取り僕らは準々決勝に駒を進めた・・・!




準々決勝は接戦の末、1対0で名門湯之谷商業に勝つ事が出来た。





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