夏のカケラ
マイもお風呂に入った後、ヒロの部屋で二人で御飯を食べる事に成った。


「うぜー!このまま明日勝ったら更に大変な騒ぎに成るぞ!」

ヒロは味噌汁を飲みながらボヤイた。

「まあ、みんながそれだけ応援してくれてるって事じゃない」

マイは答えた。


Tシャツ越しにヒロの日焼けした腕が伸びている。

昔と比べて筋肉が付いて太く成った。

マイは少し見とれてしまった。

「どうした?」

ヒロが声を掛けて来た。

マイは気付いて、すぐに目を逸らす。


なんか・・・私、最近ヒロに見とれ過ぎだ・・・


今日も生野学園の試合を真剣に見ているヒロを見つめていた。


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