夏のカケラ
御飯を食べ終わり、ヒロの部屋でそのままテレビを見ていた。
『ではスポーツコーナーです・・・』
ニュースのスポーツコーナーに成り、高校野球の速報が流れる。
東和台の試合が映された。
マイはテレビを見つめる。
『試合が動いたのは三回でした。板山商業の攻撃は四番の神山』
ムネオが投げた球が、ユラユラ揺れる。
その瞬間にヒロが「チッ」と舌打ちをした。
マイが見るとヒロは画面を見つめながら、
「バッチリ、映ってるな・・・」
と呟いた。
「この球、何て言うんだっけ?」
マイが質問をした。
「・・・ナックルだ」
「揺れて落ちる・・・だっけ?」
『ではスポーツコーナーです・・・』
ニュースのスポーツコーナーに成り、高校野球の速報が流れる。
東和台の試合が映された。
マイはテレビを見つめる。
『試合が動いたのは三回でした。板山商業の攻撃は四番の神山』
ムネオが投げた球が、ユラユラ揺れる。
その瞬間にヒロが「チッ」と舌打ちをした。
マイが見るとヒロは画面を見つめながら、
「バッチリ、映ってるな・・・」
と呟いた。
「この球、何て言うんだっけ?」
マイが質問をした。
「・・・ナックルだ」
「揺れて落ちる・・・だっけ?」