夏のカケラ
僕にとってマイの良い所は料理が上手い所だ。


僕は家で風呂に入り、マイの家に行った。


「こんばんは、突撃、隣の晩御飯の時間です」


僕がそう言って入ると、マイは無言で料理を作っている。


無視かよ。


僕はマイの側に行った。


「何よ」


無愛想に言う。


「いや、手伝おうかな・・・と」

「じゃあ、そこで呼吸しないで立っててくれない?」


・・・死んじゃうでしょ。


マイは僕を無視して料理を続けていた・・・

・・・・

・・・・



料理が出来上がり、二人で食べる。


マイは一言も口をきかなかった。
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