全力投球~諦めたくない夢~


ふ・・・

目がさめたらしい
体がだるくて、指先すら動かせない。
あれ?
誰かが私を見てる

「一咲?一咲っ!!!
目さめたか、よかった・・・」

あ、創太だったの?
やっぱ創太が引き戻してくれたんだ

「そ、おた・・・?
・・・あり・・・が、と」

暗い顔
相当心配させたんだ・・・

「何言ってんだ・・・」

「創太が、私を引き戻してくれたから・・・
ありがとう」

笑顔で心配させないように・・・

「そっか
とりあえず、先生呼ぶからな」

「ん、ごめん」

「なんで謝ってんだよー!」

そう言って、頭を撫でてくれた。

いつもの笑顔で・・・

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