全力投球~諦めたくない夢~


「一咲チャン!」

球場をでて先生につかまった

「ここに来るのはいいよ?でも、走っちゃダメでしょっ?ホントに心配したんだからっ!」

「先生、ホントにすみません、必死だったんですもん・・・」

「まーいいよ。
苦しくない??どっか調子悪いとかわ?」

すっごい心配そうに脈を測り始める。

「大丈夫!!
でもねっ創太に会いたいの」

「今日は帰ったほうが・・・「いいんじゃない?」」

口を挟んだのは松田さん。

「いいじゃん。青春しなきゃー」

「ちょっと一希、適当なこと言わないでっ?!今の体調考えたら休ませないとっ脈だって若干乱れて・・・」

「うん、1回落ち着こっか。
・・・・・・・・・これくらいじゃ大丈夫。せっかく優勝したんだからみんなと楽しんでもらお」

松田さんは、脈を確認して先生に言ってくれた。

先生は、しぶしぶだけど許してくれて
創太を待った。
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