ダカラ、my girl♥
元々、マリエさんは誘惑など
できる様なタイプのコじゃない。

彼女の・・親のいない家に
一緒に居ただけだ。

僕も何か違和感を感じていたから
マリエさんに手を出すなんて気もなく

只ただ、長い時間を過ごした。

僕には運よく、
ハルトには計算違いで
彼女の親が家に帰って来たんだ。

そして僕はいつもより二時間遅れて
家に帰った・・すると、部屋から・・


「とてつもなく・・破廉恥な声がっ・・。」

「えっ!?」


バタン! バタン!

ドアを開け、声のする方に向かう。
リビングまで辿り着いた僕は凍りつく。

ベランダからする異臭に
鼻を塞く事も忘れて。

夕飯の用意をした後だったのだろう。
いつものエプロン姿の母は・・

トイレ掃除用の
ピンクのゴム手袋をしたまま
膝を着いてその場に倒れていた。

辺りに散乱する奴のパンツに下着・・
そして転がる空のビニールのイチジク型。


母を抱き起こすと側にあった
えげつなく汚れて
激しく臭い青いバケツに顔を背けた。


「ここから先、言っていいのかどうか。
たぶん、あなたの知らない世界に・・・。」

「ええっ。」

「だよね・・此処まで話しといて!
って、思うよね、フツー・・・。
じゃぁ、引っかからない程度に、ね。」


"ハルト・・! 母に何をさせた・・!"


ベランダに一脚のイス、<PI-!>を丸出しに
後ろ向きに座り、手錠を嵌めたまま

奴はニヤリと・・恍惚の笑みで振り返った。


"お前のママ優しいね・・痛くない?・・って
ゼリーを・・可愛い指で僕の<PI-!>に・・
とても丁寧にね? クルクルクル・・・! ウフッ。"

"貴様! 無理やり<PI-!>させたのかっ?"

"初<PI-!>だから、記念写真を撮って
下さいって頼んだら<PI-!>したみたい。
失神するなんて可愛いな・・その顔でもっと
<PI-!>して欲しかったのに。"

"・・ウチの母を言葉で汚すなぁあ!!
このド変態スカ<PI-!>野郎がぁっ・・!"

パキ・・・・ッ!


ボコボコにしたって、
快感を覚えさせるだけで思う壺だった。




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