ダカラ、my girl♥
「んー! コロッケ、美味しい~ッ。」
で・・結局食べちゃってる彼女。
ご飯と味噌汁、サラダ付きで。
ウチの食事風景はモンゴルかどっか
みたいにトレーごとラグに置いてた。
「そもそもそんなに太ってない様に
見えるんだけど・・ヤセタイんだ?」
コップに注ぐのはペットの黒ウーロン。
実は僕も健康オタクで常に体脂肪率を
図っていると云う男であった。
「これでも脱いだらスゴイの。」
「それ・・切実だなぁ・・・。」
ポカンとした顔でご飯を口に運んでる。
「でもね、無茶して痩せても
胸も痩せちゃったり、生理が何ヶ月も
来なかったりしてさ、きっと彼も困るよ?」
リバウンドも凄いだろうし。
平然としてレタスを口に押し込んでる僕と
目が合った視線を落としてポツリと云った。
「太ったからフラれたの。」
「それだけで・・・?」
確かに見た目は大事だろう。
人は一秒満たない間に相手の第一印象を
脳で判断すると云うから。
でも・・好きになって付き合った筈だ。
「彼はヤセろとか云わなかったの?」
「フフ、ぜんぜん。」
前触れなくフルなんて・・酷いな。
失恋したての人に言うべきではないが
別れて良かったじゃないか。
そんな外見重視の糞男。
自分はどんだけイイ男だっちゅうんだ?
一度その顔を拝んでやりたいものだ。
「・・見返さなきゃね。」
彼女が声を押し絞ってそう呟く。
「急ぐコトないよ・・大丈夫。」
だから僕は本心からそう云ったんだ。
で・・結局食べちゃってる彼女。
ご飯と味噌汁、サラダ付きで。
ウチの食事風景はモンゴルかどっか
みたいにトレーごとラグに置いてた。
「そもそもそんなに太ってない様に
見えるんだけど・・ヤセタイんだ?」
コップに注ぐのはペットの黒ウーロン。
実は僕も健康オタクで常に体脂肪率を
図っていると云う男であった。
「これでも脱いだらスゴイの。」
「それ・・切実だなぁ・・・。」
ポカンとした顔でご飯を口に運んでる。
「でもね、無茶して痩せても
胸も痩せちゃったり、生理が何ヶ月も
来なかったりしてさ、きっと彼も困るよ?」
リバウンドも凄いだろうし。
平然としてレタスを口に押し込んでる僕と
目が合った視線を落としてポツリと云った。
「太ったからフラれたの。」
「それだけで・・・?」
確かに見た目は大事だろう。
人は一秒満たない間に相手の第一印象を
脳で判断すると云うから。
でも・・好きになって付き合った筈だ。
「彼はヤセろとか云わなかったの?」
「フフ、ぜんぜん。」
前触れなくフルなんて・・酷いな。
失恋したての人に言うべきではないが
別れて良かったじゃないか。
そんな外見重視の糞男。
自分はどんだけイイ男だっちゅうんだ?
一度その顔を拝んでやりたいものだ。
「・・見返さなきゃね。」
彼女が声を押し絞ってそう呟く。
「急ぐコトないよ・・大丈夫。」
だから僕は本心からそう云ったんだ。