ダカラ、my girl♥
朝の校門前。


「おはよー!」

「ああ・・ミイちゃん、おはよう・・。」

「コユキ? 目・・赤いね。」

「・・・・・そう?」


お恥ずかしい・・眠れなかった。

粟国くんの手の大きさだとか

暖かさとか再現すると萌エ萌エで。

・・・アホだ。


「ねえ、あれ見てよ・・!」

「え? 」


下駄箱の所までやってくると

私をフッた男が
別の女の子とイチャついてる。


今度のコは・・細い。

凹むわぁぁぁぁっ。


「あ、あの女の子あたし知ってる・・!」

「え、本当?」


耳元でコショコショと彼女が言う事にゃ。


「ウチの転校生に告ってフラれた1人よ。」

「そーなの・・?」


あー・・あんな可愛い子をフッたのか。

ますます雲の上のヒト・・ん?

なんだ?
周りの空気がチョット変わった・・?

皆の目線は入り口に向いている。

町田も、その女の子まで。


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