ダカラ、my girl♥
ジムを出ると彼女は笑う余裕なく
気持ちだけはゲッソリしてた。
たった三百円分のマシンでこれだもの、
普段いかに運動していないかが分かる。
公園で一休みしようと
僕達はベンチに腰を掛けていた。
「あ・・・。」
「・・・。」
彼女が目で追うのは
ソフト・クリームを持った女子大生たち。
辿ればワゴンで売りに来ているのだった。
ぎゅぅぅぅぅっ。
目を瞑りプイっと顔を背けたりして・・
そんな古幸さんを見てつい
プスッと息を漏らして笑ってしまった。
「・・ちょっと待ってて。」
「粟国くん・・?」
僕はソフト・クリームを
一個だけ買って戻ってきた。
「はい・・、半分ずつね?
古幸さんが先に食べてくれればいいよ。」
「でも・・。」
「急に何もかも
我慢するのは体に良くないから。」
「・・・・・・ウン。」
うるうるしちゃって・・もう。
分かり易くて面白い人だ。
それに遠慮して少し舐めたら
僕に直ぐよこしてくるんだもん。
「あ・・でもこれって・・。」
「ん・・?」
「あ・・、ぁぁあっ。」
って・・云われた時にはもう
僕は既にクリームを舐めていて。
「何、ダメだった?」
「え・・・ウウン、何でも・・。」
また始まった・・・ なぞの動き、
"いやん、いやん"だ。
ソレ、どんな意味があるんだろう?
気持ちだけはゲッソリしてた。
たった三百円分のマシンでこれだもの、
普段いかに運動していないかが分かる。
公園で一休みしようと
僕達はベンチに腰を掛けていた。
「あ・・・。」
「・・・。」
彼女が目で追うのは
ソフト・クリームを持った女子大生たち。
辿ればワゴンで売りに来ているのだった。
ぎゅぅぅぅぅっ。
目を瞑りプイっと顔を背けたりして・・
そんな古幸さんを見てつい
プスッと息を漏らして笑ってしまった。
「・・ちょっと待ってて。」
「粟国くん・・?」
僕はソフト・クリームを
一個だけ買って戻ってきた。
「はい・・、半分ずつね?
古幸さんが先に食べてくれればいいよ。」
「でも・・。」
「急に何もかも
我慢するのは体に良くないから。」
「・・・・・・ウン。」
うるうるしちゃって・・もう。
分かり易くて面白い人だ。
それに遠慮して少し舐めたら
僕に直ぐよこしてくるんだもん。
「あ・・でもこれって・・。」
「ん・・?」
「あ・・、ぁぁあっ。」
って・・云われた時にはもう
僕は既にクリームを舐めていて。
「何、ダメだった?」
「え・・・ウウン、何でも・・。」
また始まった・・・ なぞの動き、
"いやん、いやん"だ。
ソレ、どんな意味があるんだろう?