ダカラ、my girl♥
ピーンポーン・・・。
「お姉ちゃん、あのヒトだよ!
早く行かないと・・!」
「あ・・ハーイ!!」
トーストを食べたお皿を片付けていた
私は慌てて玄関から出て行く。
ドアを開けて新しい自転車を出して
顔を上げた私は愕然となってる。
「え?」
粟国くんと一緒に待っていたのは
・・あの峰さん。
「お早う、古幸さん。」
「お早うございます、セ・ン・パイッ。」
「・・お早う。」
・・こう云う事だったの?
だったらなんで昨日言わなかったの?
「じゃ、行こうか。」
「あ・・ええ。」
「出発ぁぁつ!」
「こら! 暴れちゃダメだって!」
納得できない自分を必死で押さえながら
彼の後ろでハシャぐ彼女の背中を眺めてた。
なんで?
フリーだからってこんなコトもアリなの?
それとも、彼女も女友達だから
仲良くしろってコト?
「ほーら、先輩! もっと早くこがなきゃ
いつまでたってもコブタちゃんですよぅ!?」
「・・・!」
振り向いた彼が
いつもの様子でクスと笑った。
私に見せてくれていたいつもの・・
しょうがないなぁ・・みたいな笑顔。
粟国くんも私のこと、
"コブタちゃん"って思ってたの?
二人で陰で・・
そうやって私のこと笑ってたの?
絶望の最中、
遠ざかって行く粟国くんたち。
「ヒドいよ・・、もう・・!」
勝手に仲良く二人で行けばいいじゃない。
なんで、私に見せ付けるみたいに・・?
キキキィーッ!
私はブレーキを思いっきり掛けていた。
涙でもう前が見えないんだもん・・。
「お姉ちゃん、あのヒトだよ!
早く行かないと・・!」
「あ・・ハーイ!!」
トーストを食べたお皿を片付けていた
私は慌てて玄関から出て行く。
ドアを開けて新しい自転車を出して
顔を上げた私は愕然となってる。
「え?」
粟国くんと一緒に待っていたのは
・・あの峰さん。
「お早う、古幸さん。」
「お早うございます、セ・ン・パイッ。」
「・・お早う。」
・・こう云う事だったの?
だったらなんで昨日言わなかったの?
「じゃ、行こうか。」
「あ・・ええ。」
「出発ぁぁつ!」
「こら! 暴れちゃダメだって!」
納得できない自分を必死で押さえながら
彼の後ろでハシャぐ彼女の背中を眺めてた。
なんで?
フリーだからってこんなコトもアリなの?
それとも、彼女も女友達だから
仲良くしろってコト?
「ほーら、先輩! もっと早くこがなきゃ
いつまでたってもコブタちゃんですよぅ!?」
「・・・!」
振り向いた彼が
いつもの様子でクスと笑った。
私に見せてくれていたいつもの・・
しょうがないなぁ・・みたいな笑顔。
粟国くんも私のこと、
"コブタちゃん"って思ってたの?
二人で陰で・・
そうやって私のこと笑ってたの?
絶望の最中、
遠ざかって行く粟国くんたち。
「ヒドいよ・・、もう・・!」
勝手に仲良く二人で行けばいいじゃない。
なんで、私に見せ付けるみたいに・・?
キキキィーッ!
私はブレーキを思いっきり掛けていた。
涙でもう前が見えないんだもん・・。