ダカラ、my girl♥
校門前に着き自転車を降りると
一気に視線が集中した。
並んで歩く彼には羨望の眼差し、
私には・・
各学年の鋭い女のコ達の視線。
どう見ても不釣合いだから
嫉妬の対象にもならないと思うけど。
「オハヨ、お揃いで。」
「コユキ、自転車にしたの?」
珍しく早い時間に来てた江崎くんと
ミイちゃん、廊下の窓から見てたらしい。
「ウン、そう。ダ・・わわっ。」
急にクルリと私の前に出て来た彼。
「やぁ、お早う。
健康の為、コユキさんに無理云って
一緒に付き合って貰ってるんだよ。」
「ヘェー。ホント健康オタクだな。」
「そう、これから夏だしね。」
何だか彼らって結構気が合うみたい。
二人でさっさと教室に入って行っちゃった。
「びっくりしたー・・・。」
「えっ、何に?」
彼らの後から教室に入ると
ミイちゃんは小声で耳打ちする。
「付き合ったのかなーって。」
「・・そんな訳ないじゃん。
とても私なんか・・・フッ・・。」
「でも、彼、コユキには
スッごく、優しいじゃない?
1人だけ名前で呼ばれてるし?」
肩でつーん、つーんと
軽く体当たりしながら口を尖らせた。
何言ってんだ。
彼、女の子には大概優しいじゃん・・。
私はふと
あの女の子の顔を思い浮かべていた。
「そんな風に見えたのかな。
あの峰さんってコにも・・?」
「あの、例の一年生?」
携帯の待ち受けの話は恐らく、
粟国くん以外・・もう全員知っている。
一気に視線が集中した。
並んで歩く彼には羨望の眼差し、
私には・・
各学年の鋭い女のコ達の視線。
どう見ても不釣合いだから
嫉妬の対象にもならないと思うけど。
「オハヨ、お揃いで。」
「コユキ、自転車にしたの?」
珍しく早い時間に来てた江崎くんと
ミイちゃん、廊下の窓から見てたらしい。
「ウン、そう。ダ・・わわっ。」
急にクルリと私の前に出て来た彼。
「やぁ、お早う。
健康の為、コユキさんに無理云って
一緒に付き合って貰ってるんだよ。」
「ヘェー。ホント健康オタクだな。」
「そう、これから夏だしね。」
何だか彼らって結構気が合うみたい。
二人でさっさと教室に入って行っちゃった。
「びっくりしたー・・・。」
「えっ、何に?」
彼らの後から教室に入ると
ミイちゃんは小声で耳打ちする。
「付き合ったのかなーって。」
「・・そんな訳ないじゃん。
とても私なんか・・・フッ・・。」
「でも、彼、コユキには
スッごく、優しいじゃない?
1人だけ名前で呼ばれてるし?」
肩でつーん、つーんと
軽く体当たりしながら口を尖らせた。
何言ってんだ。
彼、女の子には大概優しいじゃん・・。
私はふと
あの女の子の顔を思い浮かべていた。
「そんな風に見えたのかな。
あの峰さんってコにも・・?」
「あの、例の一年生?」
携帯の待ち受けの話は恐らく、
粟国くん以外・・もう全員知っている。