ダカラ、my girl♥
"倉持のこと好きなのか?"
昨日の帰り江崎くんは言った。
"とても気になる人なんだ"
僕がそう答えると彼は笑った。
"それを好きって言うんじゃねえの?"
"でも・・まだ知り合ったばかりだし
不確かなまま、そうとは言えないな"
"ふーん・・。"
なんてニヤニヤされて。
だけど何が切っ掛けになるか
解らないものだよね。
だって僕は確実に
昨日よりももっと
彼女を好きになっているんだから。
・・それからこんな事があった。
"あ・・僕んちココだから。
良かったら上がってく? "
"何だよ、
流行のデザイナーズ・アパートって
ヤツに住んでんのか? あ・・・。"
とん、とんと、
階段を一緒に上がっていたら
僕の部屋のドアが開いて・・。
"お帰りぃっ・・お友達?"
"ただいま。玲子さん、
こちら江崎くん・・江崎くん?"
僕のブカブカのエプロンを着て
出てきた玲子さんを見つめる彼は
何故か口をタコみたいにして・・
イイ男が台無しになってた。
"・・お前のこと、
お兄さんって呼んでいい?"
・・なんて、意味の解らない事を。
「さすがだな、玲子さんは・・。」
シャワーから出てくると
眼鏡を掛けて蔵庫をあさった。
冷凍庫には
ハンバーグやらゆで野菜、
僕の好きなささみチーズのカツまで
たくさん作って置いてくれてあった。
レンジでハンバーグを温めながら
彼女を思い出し笑いする。
あの後ろ姿はまるで
小学生の調理実習みたいだったから。
そして彼女が買ってきたらしい
ヒヤシンスの丸いテーブル。
大太鼓みたいなそれにお膳立てした。
食料の材料を買ってくるだけでも
大変だったろうに。
あの小さい体でどれだけ
バイタリティのある人なんだと
いつもながら感心するんだ。
で・・・、今朝の事。
昨日の帰り江崎くんは言った。
"とても気になる人なんだ"
僕がそう答えると彼は笑った。
"それを好きって言うんじゃねえの?"
"でも・・まだ知り合ったばかりだし
不確かなまま、そうとは言えないな"
"ふーん・・。"
なんてニヤニヤされて。
だけど何が切っ掛けになるか
解らないものだよね。
だって僕は確実に
昨日よりももっと
彼女を好きになっているんだから。
・・それからこんな事があった。
"あ・・僕んちココだから。
良かったら上がってく? "
"何だよ、
流行のデザイナーズ・アパートって
ヤツに住んでんのか? あ・・・。"
とん、とんと、
階段を一緒に上がっていたら
僕の部屋のドアが開いて・・。
"お帰りぃっ・・お友達?"
"ただいま。玲子さん、
こちら江崎くん・・江崎くん?"
僕のブカブカのエプロンを着て
出てきた玲子さんを見つめる彼は
何故か口をタコみたいにして・・
イイ男が台無しになってた。
"・・お前のこと、
お兄さんって呼んでいい?"
・・なんて、意味の解らない事を。
「さすがだな、玲子さんは・・。」
シャワーから出てくると
眼鏡を掛けて蔵庫をあさった。
冷凍庫には
ハンバーグやらゆで野菜、
僕の好きなささみチーズのカツまで
たくさん作って置いてくれてあった。
レンジでハンバーグを温めながら
彼女を思い出し笑いする。
あの後ろ姿はまるで
小学生の調理実習みたいだったから。
そして彼女が買ってきたらしい
ヒヤシンスの丸いテーブル。
大太鼓みたいなそれにお膳立てした。
食料の材料を買ってくるだけでも
大変だったろうに。
あの小さい体でどれだけ
バイタリティのある人なんだと
いつもながら感心するんだ。
で・・・、今朝の事。