blue part2
「あっナオ困ってる。」









いや、普通に言われても困るよ。



ツンツンと赤いほっぺたをつつかれた。





「仲良くなってよかったわ。」




凄く安心した笑みを見せる女性。





仲良くなることはいいことだけど、何かある言い方だった。




「アネキ、名前はナオね。」


「ナオね。ワタシは、ヨーリよ。そこのガキのアネキ。細かいことは気にしないで。」





ガキと言われて不服そうな君。







私は頷いて、頭を下げた。
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