blue part2
「ナオ、本当に学校辞めるの?」







唐突な質問。






いや…





前から聞きたかったのだろう。






黒に戻したあの日。





賑やかな夕食をぶっ壊した一言。





「学校辞める。」








オジサンは納得したのか、頷いた。






アルは少年のような笑みで私を見た。








でもヨーリは納得しない顔で私を見つめていた。






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