blue part2




気づいたらアルが私を心配そうに見ている。





何か…





「アルがよがんでる…。アル大丈夫?」





有り得ない光景にアルの顔に触れる。




相変わらずの柔らかい頬。







「大丈夫はこっちのセリフだよ。ナオ泣いてる事に気づいてないの?」



心配そうに頬にある私の手を優しく包み込む。




「泣いてる?」





まばたきをした瞬間頬にあたたかいのが流れた。








< 295 / 316 >

この作品をシェア

pagetop