blue part2
手を繋いだままドアを開けると、






「あら尚ちゃ…ん?」






「貴子さん…。」





「知り合いナオ?」






まだ若々しい40歳の、











青の母親だ。






一度外に出て、鍵をかける。






アルは後ろに周り、手をぎゅっと握りしめた。





貴子さんは手を口にあて驚いていた。




当たり前だ。




初めて青や立以外、


男性と手を繋いでいる所を見られて、



部屋を出てきたからだ。
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