blue part2
「ほらついた。」




ゆっくり手を離し、すっかり夜になった街に足をつく。







「ヨーリありがと。アル…またね。」





ドアを閉めると、アルとは別世界の人に感じて不安になった。






ヨーリはクラクションをならし走り出す。





アルは手を振り、






私も手を振る。








車を眺めている私は、きっと寂しい背中をしてるはず。





マジ変だよ…。
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