blue part2
「ナオ…もうちょっと生活感あふれるようにしようよ。」




ヨーリは頭を押さえる。



布団もあれば生活感あふれると思うけどな…。



それはさておき荷物をおいて早速掃除。



ほんのり床にのるほこりを掃く。

きれいになるのが目にわかりやりがいがある。




一休さん拭きは小学校以来で、体力不足でへとへと。



長い夏休み。


バスケ部にでも混ぜてもらおう。






廊下には、布団にタオルケットに丸いガラスのテーブル。



「テーブルあったほうが少しは…生活感あふれると思ってね。」




「一つ二つ変わりないよ。」



「人の苦労を無駄にしないの。」



丸いテーブルは直ぐに気に入った。





「これから、この部屋は尚の部屋だから。違う部屋から少しずつ荷物運ぼう。」
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