瑠璃一味のお戯れな学園生活
「俺はリィシン、こっちはリィファってんだ」

少年、リィシンは何の脈絡もなく背中の剣を抜く。

「勝負してみようぜ!」

えっ、何で?

「シン…話の繋がりがおかしい…」

比較的常識人なのか、リィファがツッコむが。

「よいぞ、相手になるアル!」

鬼龍もいい勝負なくらいアホの子だった。

「あっ、俺が…」

霸龍闘が鬼龍に取って代わろうとするが。

「たまにはお兄ちゃんや霸龍闘君に代わって、私達にもやらせてよ」

ヒラリと。

風が通り抜けるように、めのうが霸龍闘の前に躍り出る。

その手には、愛刀。

< 10 / 2,622 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop