瑠璃一味のお戯れな学園生活
「大丈夫だって」

シンがリィの肩をポンと叩く。

「何かあったら俺が守ってやるさ。俺だってシルヴィや野菊が襲われるのを、みすみす見逃すような真似はしないって」

「そうそう、シンだけじゃねぇ、俺や瑠璃や龍之介もいるしな」

霸龍闘もリィを安心させるように言う。

「霸龍闘やシンは、言い出したら聞かないアルからなぁ」

苦笑いする鬼龍。

「ちょっとだけ、ちょっとだけ行ってみようよ。あんまり深入りせずに、ちょっと雰囲気を体験してくるみたいな感じで」

めのうの提案に。

「仕方ないな、姉さんは…」

「本当に、ちょっとだけですよ…?」

孔雀や咲花は渋々了承した。

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