瑠璃一味のお戯れな学園生活
「また今度って。異世界に旅行来れるのなんて、そうそう滅多にないんだぜ?」

霸龍闘は一人、湿地帯を進む。

「おい、霸龍闘!」

「霸龍闘ダメ…単独行動は危ない…」

シンに続き、リィも彼を止めようとするが。

「いいじゃん、もうちょっとだけアル」

「だな、せめて異世界の竜種とやらの姿を拝むまでは」

鬼龍や龍之介までが、霸龍闘について行く。

「止せって!もう帰ろうぜ!」

必死に止めようとするシン。

「何だよ、うるさいな!」

霸龍闘は振り返って怒鳴った。

「そんなに帰りたいなら、お前達だけで帰ればいいだろ!臆病風に吹かれやがって!」

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