瑠璃一味のお戯れな学園生活
「何だとっ?」

売り言葉に買い言葉。

霸龍闘の発言にカッとなるシン。

「おい、やめろ霸龍闘」

「シンも…」

瑠璃とリィが二人を止める。

瑠璃一味に流れる険悪な雰囲気。

しばし睨み合うシンと霸龍闘だったが。

「お前は魔物の縄張りの怖さを分かってないんだよ」

シンが呟く。

「異世界出身だからって、偉そうに説教すんなよな」

霸龍闘はシンの忠告も聞かず、背を向けて歩き出す。

「霸龍闘…」

リィが彼を追いかけて、何とか連れ戻そうとした。

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