瑠璃一味のお戯れな学園生活
一人進む霸龍闘。

それを追いかけるリィ。

仕方なく他の面々も、ついて行く事になる。

湿地帯を抜け、大小の岩が転がる岩場に出ていた。

「ついて来なくていいよリィ、適当なとこで俺も帰るからさ」

「駄目…帰るなら一緒に。一人でいるのは危険…」

何とか霸龍闘に言い聞かせようとするものの、彼の好奇心はどうしても竜種見たさが抑えきれない。

「リィがあんなに言ってるアル、ここは一旦帰るアルよ、霸龍闘」

リィやシンの様子から、本当に危険であると知ったのか。

鬼龍までもが霸龍闘を止めようとする。

「お前ら揃いも揃って、どうしたんだよ?」

霸龍闘は振り返る。

「怖いもん知らずが、瑠璃一味じゃなかったのかっ?」

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