瑠璃一味のお戯れな学園生活
トラウマ
七つの鎌首をもたげて瑠璃一味を見下ろすエレンスゲに。
「おぉぉおぉぉぉぉぉぉっ!」
真っ先に突っ込んでいったのはシンだった。
アストレイアを振り上げ、猛スピードで斬りかかっていく!
しかし、正直すぎる攻め。
フェイントも何もない、猪突猛進と言っていい突進は、エレンスゲに言わせれば『飛んで火に入る夏の虫』という奴だ。
七つの頭。
そのどれもが、大きく顎を開く。
「駄目…炎のブレス…!」
過去にも竜種と相見えた経験のあるリィが、直感的に悟る。
「おぉぉおぉぉぉぉぉぉっ!」
真っ先に突っ込んでいったのはシンだった。
アストレイアを振り上げ、猛スピードで斬りかかっていく!
しかし、正直すぎる攻め。
フェイントも何もない、猪突猛進と言っていい突進は、エレンスゲに言わせれば『飛んで火に入る夏の虫』という奴だ。
七つの頭。
そのどれもが、大きく顎を開く。
「駄目…炎のブレス…!」
過去にも竜種と相見えた経験のあるリィが、直感的に悟る。